
当クリニックでは、難治性の過活動膀胱および神経因性膀胱に対する「ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法」をおこなうことが可能です。
過活動膀胱は、尿意切迫感や頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う疾患です。国内の40歳以上の約12.4%(8人に1人)がこの症状を持つと言われており、通常は内服薬による治療が行われます。しかし、薬の効果が不十分な場合や、口渇・便秘などの副作用で内服の継続が困難なケースも少なくありません。
このような難治性の症状に対し、当院では保険適応となったボトックス膀胱壁内注入治療を提案しております。
本治療は日帰りで受けることができ、1回の投与で約6〜9ヶ月間の効果持続が期待できます。
効果が減弱した際も、4ヶ月以上の間隔を空ければ繰り返し治療を行うことが可能です。

【日帰り治療の流れ】
まず膀胱内に麻酔薬を注入し、麻酔を行います。
その後、軟性膀胱鏡を用いて膀胱の筋肉に細い針で薬剤を注入します
(過活動膀胱は20箇所、神経因性膀胱は30箇所)。
治療時間は麻酔を含めて20〜30分程度です。
当院では日帰りで滞在時間は1時間程度です。
【治療後の注意点と経過】
治療直後に血尿や排尿時痛が生じることがありますが、通常は2〜3日以内に改善します。一時的に排尿困難となり、導尿が必要になる場合や、膀胱炎の症状が出ることもあるため、予防として抗菌薬を内服いただきます。
効果は治療後2〜3日から1〜2週間以内に現れ、持続期間は6〜9ヶ月程度です。
治療後は定期的にご来院いただき、排尿状態の確認や残尿測定を行いながら経過観察をさせていただきます。
【費用】
保険適応となります。3割負担の患者さんで約5万円、1割負担で約1万8千円です。
ご不明な点がございましたら、お気軽に医師までご相談ください。
PSA腫瘍マーカーの数値やMRI検査の結果に異常が見られた場合、確定診断のために、前立腺針生検を行います。
当クリニックでは、エコー下での経直腸的前立腺針生検を実施しております。
検査当日は、麻酔や準備を含め、生検自体は約15分程度で終了いたします。
その後は5分〜20分ほど休憩していただき、体調に問題がなければお会計を済ませてご帰宅いただけます。
院内の滞在時間は、合計で1時間30分前後です。
当日は安静にしていただきますが、合併症がなければ翌日から通常通りお仕事が可能です。
なお、前立腺針生検の合併症として、血尿、血精液症、前立腺炎などが起こる可能性があります。
針生検の影響で一時的に排尿困難になった場合には、尿道バルーンを留置することもあります。
日帰り検査のメリットは、検査後にご自宅でリラックスして過ごせることや、スケジュールへの影響を最小限に抑えられる点にあります。
費用面においても、保険適用の3割負担で約1万2千円程度、1割負担で約3千8百円程度です。
入院による検査(3割負担:約3万7千円〜、1割負担:約1万2千円〜)に比べてご負担を軽減できます。
重度の糖尿病をお持ちの方や、血液をサラサラにする薬を服用されている方には、入院設備のある病院での受診をお勧めしております。
ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。